今回は性病だと感じる。この5つの症状を見逃すな!
泌尿器科専門医がこの症状だと性病である状態についての
お話をさせていただきます。
最後まで見ると性病の症状が全て理解できますので
ぜひ最後までご覧くださいね。
①尿道が痛い
おしっこするときに痛みがある
何か違和感がある男性でこのような状況を考える場合に
関してはやはり尿道炎を考えます。
具体的にはクラミジア性尿道炎や淋菌性の尿道炎です。
またごくたまに尿道に石が詰まって、痛みがあると言う場合もありますので、
ちゃんと病院を受診して尿道炎がないか
どうかを確認していただくことが大事になってきます。
痛くなったら迷わず医療機関の受診を検討してください。
②尿道から膿が出ている
尿道から膿が出ている場合は、かなりの確率で尿道炎の可能性が高いです。
具体的にはクラミジア性尿道炎や淋菌性の尿道炎です。
特に白っぽい混濁しているような膿が大量に出てくると言う場合は、
淋菌性の尿道炎の可能性が高いです、
クラミジア性の尿道炎の場合は、お薬の内服薬で治りますが、
淋菌性の尿道炎の場合は、抗生物質の点滴をするか、
または注射を打つなどの治療が必ず必要になってきます。
怖いのは症状が出ても一旦収まってしまうようなこともあると言うことです。
ですが、ダラダラと膿がずっと続いている場合は、
早めに医療機関を受診して治療をすることが大事になってきます。
尿道から膿が出ても迷わず病院を受診しましょう。
③尿道にできものがある
ペニスの部分にいぼができてしまった。
まず1番最初に考えるのはトサカ状になっているようなものがあれば、
これは尖形コンジローマと言う病気です。
ペニスの周りや肛門の周り女性では陰部の周りもできる性病の1つです。
尖形コンジローマは典型的なものに関してはカリフラワー状のものですが、
黒子のように黒っぽいものなど見分けがつかないものがあります。
下半身の周囲に急にできるできものに関しては注意が必要です。
また潰瘍のようにピリピリとした痛みを伴うようなものができた時は、ヘルペスの可能性が高いです。ヘルペスは性的なものでなくても
抵抗力が弱くなったりするとできる可能性があります
ヘルペスもウイルス性の疾患ですので、
しっかりお薬を飲んでいただく事は大事になってきます。
またペニスの周りにしこりのようなものができた場合は
梅毒の可能性があります。
痛みもなく症状も途中で良くなってしまうこともあるので、
見逃されてしまうケースも多いです。
梅毒は血液検査などをして調べなければわからない病気ですので、
早めに医療機関を受診しましょう
④陰毛がかゆい。
陰部の毛がとてもかゆくて止まらないと言うことで
来られる方がいらっしゃいます。
これは毛じらみと言う病気の可能性があります。
もし陰毛が痒く自分で見て何かついていることがわかれば、
その部分をよく見るとシラミがついてる可能性があります
けじらみに関しては薬局で売られている特殊なシャンプーなどを
使って退治することになります。
毛じらみかどうかわからない診断して欲しいと言う場合は
近くの医療機関を受診しましょう。
⑤ペニスが大きく腫れている かすがたまる
先生なんかあそこが痛くて急に大きくなってしまったんですと言うことで、病院に来られる方がいらっしゃいます。
これに関しては、性病ではなく、亀頭包皮炎の可能性が高いです。
これは性的な接触でなくてもこすれてばい菌が入ったり、
汚い手で触ってしまったり、過剰に陰部をこすって洗ってしまったりと言うような状態があると亀頭包皮炎になりやすいです。
この亀頭包皮炎は大きく分けて2つの種類があります。
1つは細菌性の亀頭包皮炎
2つ目は、カンジダ性の亀頭包皮炎です
ペニスにかすがたまってくる。急に大きくなって腫れて痛い。
膿みたいなものが周りから出ている。
このような症状は亀頭包皮炎を考えます。
さらにこの細菌性のものかカンジダのもので塗るお薬は変わってきます。
家にある塗り薬をとりあえず塗って後と言うことになると、間違ったお薬が塗られてしまい、逆に症状が悪化してしまうケースも多いです。
病院に行ってしっかりと診断をしてもらってから
治療をすることをお勧めさせていただきます。
亀頭包皮炎のソープもおすすめです
まとめ
今回は性病と疑わしい5つの症状について解説させていただきました。
この5つ
まず1つ目おしっこするときの痛みがある。
2つ目尿道から膿が出ている。
3つ目。ペニスに何かできものができている。
4つ目。陰部がやたらかゆい。
5つ目。ペニスが大きくなったり白いカスが出てきている。
このような症状がある場合は、性病も疑って、
早めの医療機関の受診をお勧めさせていただきます。
くぼたクリニックではオンライン診療もやってますので、
いつでもご相談くださいね。
くぼたクリニック松戸五香